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README 作成ガイドライン

このドキュメントでは、プロジェクトの README を作成する際に役立つ基本的なルールや構成を紹介します。
README はプロジェクトの概要を把握するための重要なファイルであり、利用する人やコントリビューターが最初に目にする情報です。

以下の手順に沿って作成することで、わかりやすく、信頼できる README を提供できます。

はじめに

README は、プロジェクトの用途や目的、使用方法、動作環境などを明確に示すドキュメントです。
使用する人が迷うことなく情報へアクセスできるよう、構成は簡潔かつ一貫性を保つ必要があります。

1. 基本構成について

README には、次のセクションを含めることを推奨します。

プロジェクト概要

  • プロジェクトの目的
  • 解決する課題
  • 想定される主な利用者

必要環境

  • 対応プラットフォーム
  • 使用している主要な技術
  • 動作に必要なソフトウェアやバージョン

インストール

プロジェクトを利用するための手順を示します。

例:


bun install
bun dev

使用方法

一般的な使用例や、具体的な手順を紹介します。

例:

  • アプリケーションの起動方法
  • 主要なコマンド
  • 設定やオプションの説明

構成とディレクトリ案内

プロジェクトを理解しやすくするため、各ディレクトリの簡単な説明を記載できます。

例:


/src   — メインアプリケーションのソースコード
/docs  — ドキュメント
/public — 静的ファイル

ライセンス

  • 使用しているライセンス形式
  • 公式ライセンスへのリンク

2. 書き方の基準

README の内容は、次の基準に沿って記述します。

明確で簡潔な文章

  • 文章はできるだけ短く、要点をまとめて書きます。
  • 専門用語は必要な場合にのみ使用し、可能であれば補足します。

安定した表現

  • 同じ内容・機能を説明する際は、常に同じ用語を使います。
  • 英語と日本語が混在する場合は、表記ゆれがないよう統一します。

モジュール性の維持

  • セクションごとに目的をはっきりさせることで、読み手が必要な情報にすぐアクセスできます。
  • 過剰な情報は避け、より詳細な説明が必要な場合は別ドキュメントへのリンクを設置します。

3. 注意事項

情報の正確性

README に記載する内容は、常に最新の状態である必要があります。
リリース後に更新が必要な場合は、次の項目を確認し、必要に応じて修正してください。

  • バージョン情報
  • セットアップ手順
  • 使用方法やコマンド
  • サポートしている環境

非公開情報

README に個人情報や機密情報を含めないよう注意してください。

4. 推奨レイアウトの例

README を作成する際に使用できるテンプレートを以下に示します。


# プロジェクト名

## 概要

ここにプロジェクトの目的や特徴を記載します。

## 必要環境

* Node.js / Bun
* 使用技術 例: Next.js / Cloudflare

## インストール
bun install
bun dev


## 使用方法
* 基本的な操作手順
* 使用例

## ディレクトリ構成


/src
/docs
/public


## ライセンス

MIT License

5. 関連情報

README 作成時には、以下のドキュメントも参考にできます。

このガイドラインに沿って README を作成することで、読みやすく信頼性が高いドキュメントを提供できます。
プロジェクトの利用者が最初に触れる情報であるため、正確さと明瞭さを心がけてください。